院長メッセージ

医学の進歩により『歯』は単に食べるためだけの道具ではなく、全身の健康に影響を及ぼす、命の中枢につながる臓器であることが明らかにされています。このようなかけがえのない『歯』が削られ抜かれ、噛み合わせが歪み、さらに水銀アマルガムなどの毒性のある重金属は、今なお体内に使用される中で、命は弱体化し、心身に異常が生じ続けています。
多くの原因不明の不定愁訴や心身の全身症状が実は歯から起っていたのです。
1993年開業以来、10,000例を超える患者さんに従来の常識では考えられない治療効果を収めてきています。
その結果、当医院で、治療を受けたトップアスリートが国際マラソン大会で優勝するなど、歯臓治療(歯中枢説)が単に健康改善にとどまらず、生命機能、運動機能、脳機能の向上にも効果が発揮される可能性が明らかにされています。 21世紀の歯科治療は、真の健康体へ回帰させる歯中枢説に基づく歯臓治療抜きには、語れないでしょう。

医療法人 むらつ歯科クリニック院長(理事長)
歯学博士 村津 大地

むらつ歯科クリニックについて

前院長 村津和正は九州大学歯学部卒業後、同大学院博士課程を修了、テキサス大学生命医学研究所員として留学し、「一見健康そうであることは、真の健康ではない」という健康医学に従事。その研究がベースになり、九州大学歯学部付属病院に勤務し、併任で同大学健康科学センターの講師を務め、健康外来において世界で最初の歯科口腔内科の立ち上げに参加、その責任者として、現在のTSB口腔内科検査の基本形を創出し、「歯中枢説」と歯の第三の疾患「歯臓病」の存在を提唱し始める。
1993年2月14日、その実証のために、博多駅前に「むらつ歯科クリニック」を創業。歯科に「かみ合わせ」を含む内科的な視座を加えた「歯臓治療(はぞうちりょう)」を完成させた。1993年開業より10,000症例を超える臨床研究は驚異的で、骨盤や脳幹機能の正常化を目指すホリスティック歯科治療の提案と「歯臓病」を改善することにより、全身的な不定愁訴や現代病を改善するアプローチは、医学・歯科医学のみならず、若返りや能力の向上や人体の進化という健康科学にも革命をもたらすと期待される。
「歯には表と裏と奥がある」と喝破。「歯は臓器」であるが故に、歯科保険制度の未病予防型への転換と虫歯菌根絶の必要性も訴える。
著書に「歯は臓器だった」、「歯は命とつながる臓器」、「続 歯は臓器だった」他多数。



歯臓の由来

「歯臓(ハゾウ)」とは、当クリニックの前院長、村津和正が1988年に提唱した歯の人体における存在意義を根底から見直す概念を表す造語です。「歯は臓器だった。心臓、肝臓、腎臓、・・・『歯臓』だ。」だから、歯は、単なる食べる道具としての「歯」ではなくて、「歯臓」と呼ぶべきだという考えに基づいています。
「臓器」というのは、情報の受発信性があり、固有の機能を持ち、人体の恒常性維持に関与している存在です。脳や他臓器との間で入力と出力を行っている器官です。心臓や肝臓などすべて、そのような視座でお考えいただくと、それぞれの臓器としての能(ハタラ)きがイメージされるでしょう。
実は、歯も人体における脳や他臓器と同様に入出力をしていたのです。歯は、「噛む」という『入力』によって、脳に、様々な信号を送っているのです。一本一本の歯が、ピアノ鍵盤に相当しており、「ドレミファソラシド」というそれぞれ異なる音色があるとも言えるでしょう。つまり、歯の一本一本が、それぞれ、独立した固有の刺激情報を発信しており、歯が噛み合うことによって美しい音色をつくっているのです。
当然、全身系に響いている音楽が狂うように、人体の秩序と調和に乱れが生じるのです。それが、心身の不調であり、それが持続して破綻すると、病気となるのです。また、顎や顔、人体の歪みも引き起こされます。側湾症はその典型的な例でしょう。これも歯が全身の状態に影響を及ぼす大きな理由です。

歯は臓器

歯がそれぞれ独立した刺激を脳や全身系に送っているということになれば、歯を「抜く」ということについてもよく考えなければいけないことが分かります。例えば、奥歯を1本抜くということは、奥歯から脳や全身に行っていたその固有の刺激が無くなるということです。
脳は様々な刺激を受けて、様々な指令を出す働きをし、全身系は「歯」を含め、様々な人体の構成要素との絶妙なバランスや仕組みを持って、心身の恒常性(ホメオスタシス)を維持していますから、それに重大な影響を与えることになるのです。
全身系から見ると、歯の「噛み合わせ」は、頭部と体躯間をつなぐ咀嚼筋や頭頸部の筋肉群を介して、約6kgもある重たい頭蓋骨の人体におけるバランスを決定づけています。
「歯を大切に」という標語がありましたが、この言葉は、世の中の多くの人が考えているよりもはるかに重要です。歯臓治療におけるむらつ式カミアワセは、歯を研磨する際に使用するシリコンゴムのみによるミクロン単位以下の調整ですが、その精妙な調整が全身にいかに重大な影響を与えるか、患者様の証言から読み取っていただけると思います。